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はじめに

あなたはUnityでゲームを作る上でこんな経験をしたことはありませんか?

  • 「簡単な機能を追加したいだけなのにあちこちを修正して回る羽目になった」
  • 「コードを読んでいるだけで日が暮れた。こんなクソコード書いたのは誰……俺!?俺!!俺俺俺俺!!」
  • 「一生消えない NullReferenceException: Object reference not set to an instance of an object
  • 「逆になんでこれで正しく動いてるのか分からない。こわい」
  • 「コードが絡まりすぎて二度とプロジェクトを開きたくない」

Unityを触ってきた皆さんなら必ずこのような 「不吉な臭い」 を感じたことがあるはずです。しかし臭いの原因が分からない、消し方が分からない。そうこうしているうちに幸運にもゲームは完成し、あの忌々しい臭いのことはすっかり忘れてしまいます。しかし心機一転、新しいプロジェクトでゲームを作り始めたその日、人類は思い出した。ヤツらに支配されていた恐怖を…

このような問題を解決するために行うのが設計です。臭いの原因と対処法を知り、プロジェクトをあるべき姿へと導くことができれば、開発にかかる苦労はぐっと減らせるはずです。

「設計を考えないで自由にやった方が効率良くない?」という人がいます。確かに設計をしなくてもゲームは作れます。ゲームの面白さにも全く寄与しません。それどころか、設計をすることによって考えるべきことや手間が増えてしまうかもしれません。しかしそれでも設計は絶対にするべきです。時間が経てば経つほど設計は必ず効果を発揮し、不吉な臭いからあなたを守ってくれるでしょう。そしてそれによって浮いた時間でゲームを更にブラッシュアップすることができるでしょう。つまり設計とは未来への投資なのです。

逆に言えば、設計をしないのは借金をして一時的に楽をしているようなものです。時間が経てば経つほど利子は膨らみ、あなたはすぐに多重債務に陥るでしょう。その状態でゲームを完成させることができるかどうかはあなた次第ですが、その苦労はきっと避けて通ることができたはずです。

「今はCopilotがあるんだし、設計しなくてもAIくんがよしなにやってくれるんじゃない?」と言う人もいます。しかし、それも大きな間違いです。現状のコーディングAIは何も考えずに指示すれば「ちょっと優秀なタイミー」程度の仕事しかしません。あいつらは普通に破滅的なコードを書いてきます。それを知らず、よく分からないからAIに頼むことを続けていると、いつの間にかAIにも対処できないくらい複雑に絡まりあったクソみたいなコードになっています。そうなればもうどうしようもありません。むしろ、人間が設計を正しく理解し、それに沿ってAIに的確な指示を与えることができれば、後は全てAIに任せきりにすることができます。AIで楽をするためにも人間が設計を理解することは極めて重要です。

この講習会では、開発力を落とす不吉な臭いを正しく知覚し、退治するための設計手法を紹介します。

Unity設計講習会 資料公開ページ